夏の転職

2013年8月10日 タイミング

8月の転職市場の動き

8月から9月にかけては、転職を考えられる方も多いのではないでしょうか。
ボーナスの直後の時期はご自分のキャリアを見直す方が増えます。
ボーナスが増えたら今の会社に評価されているということで満足感が大きいですが、
ボーナスが少ない場合は不満を感じる方もいらっしゃるでしょう。

もっと自分を評価してくれるところに移りたいと思われるのは自然な感情です。
あるいは今の会社にずっと不満を感じていて、
ボーナスをもらったことを一区切りにして転職をしようと思っている方も少なくありません。

転職市場が活発化するのは9月からですが、
その前に準備をしておけばスムーズに転職できる可能性が高くなります。

8月は転職市場の動きはやや鈍いですが、外資系の会社に転職するには良い月です。
日本の企業のようにお盆休みがないので、転職活動をすることができます。
ご自分の会社のお盆休みを利用しましょう。

ライバルもこの時期は休みを取ることが多いので、チャンスは広がります。
外資系企業の場合、英語を話せることが必須の条件ですが高い英語力を求めない企業もあります。

例えばアジアに展開している外資系の企業は、TOEIC500点から600点程度でも構わないことがあります。
ただし実務的な経験は求められます。
現場で働くエンジニアの仕事だったら、器械の点検や保守の経験が必要になります。

基本的に1年中人材を募集している?!

ベンチャー企業も狙い目です。
ベンチャー企業は優秀な人材はいつでも採用したいと思っています。
お盆の前後は面接などを行わないところもありますが、
基本的に1年中人材を募集しています。名の知れたベンチャー企業の場合、
自社のホームページからエントリーできるようになっています。

また求める人材について詳細に記載している会社があります。

そういったホームページのコンテンツを読んで、
面接での自己PRなどを今のうちに考えておけば、
転職を考えている他の人に差をつけることができます。

お盆が終わったら、ホームページからエントリーしても良いでしょう。
9月に転職活動を始めるよりは有利になる可能性が高いです。

地方への転職もこの時期は有利になります。
帰省する人を対象にした転職・就職相談会が地方の都市で開かれます。

都会から地方に移った場合、
年収は下がってしまう可能性が高いですが他の点ではプラスになる転職ができる可能性があります。

例えば休みが増えたり、あなたの経験や技術を生かせる仕事に就けるかもしれません。

地方の中小企業でも独自の技術や独特の経営方針で成功しているところがあります。
お盆休みで故郷に帰ることがあったら、Uターン就職相談会に参加してみましょう。