履歴書の内容

転職をするときには、履歴書の書き方が重要になります。
職務経歴書はこれまでやってきた仕事の内容を書けばいいのですが、
履歴書はあなたそのものと言っても言い過ぎではありません。
履歴書の内容が悪ければ、書類選考で落とされる可能性もあります。

面接や筆記試験の一つ手前の難関が、履歴書の審査です。
一般的な注意としては、誤字や脱字がないように細心の注意を払うことが必要です。
書いている途中で、間違ってしまったら、もう一度最初から書き直した方が良いです。

修正液で誤りをなおす人がいますが、やはり印象は悪くなります。

学歴は、高校から大学卒業までを書けば十分です。
転職したい会社の仕事の内容に関係があれば、
大学の卒業論文の内容を書けば、良いアピールになります。

1、2年の浪人や留年は履歴書に特に書く必要はありません。
留学の経験がある場合には、それは書くようにしましょう。

外資系の会社に転職する場合には、有利になる可能性があります。
当たり前のことですが、学校の名前は省略しないで、
正式の名称を書くようにしましょう。
例えば、高校はNGで、高等学校と書きます。

人間性を印象づける

職歴は、履歴書の中で、一番重要なパートです。
あなたがどのような仕事を経験してきたか、具体的に分かるように書くことが大切です。

働いたところの会社名だけではなくて、どういう業種か、
従業員は何人かということを書くようにします。

その次には、配属先とそこでやった仕事の内容を具体的に書きます。

例えば単に営業ではなくて、
自分が取り扱った商品や営業先のことも書くようにします。

さらにその仕事を通して、どんなことを学んだかを書けば、
履歴書を読む人事担当者にあなたの人間性を印象づけることができます。

昇進や配置換えがあったら、それも加えます。
変化を書くことで、仕事を通じてあなたが成長したことをアピールするのです。

志望の動機も重要です。
あなた自身のことをアピールしながら、
転職したい会社にどのように貢献できるかを、具体的に詳しく書きます。

それから資格や特技がある場合には、
それを使って、会社の中でどのような仕事ができるか書きます。
ありふれた志望動機を書くのは禁物です。

御社の将来性や安定性にひかれてなどと言う表現はやめましょう。
前の会社の不満や不平を書くのもマイナスです。

違う業界の会社に転職するときには、
これまで働いてきた会社で経験したことや学んだことを、
新しい会社でどのように生かすかを書くようにします。