職業紹介事業を使ってみる

2012年9月4日 職業紹介事業

人材紹介会社の活用

職業紹介事業とは、求職者と企業の間に入って、両者のマッチングを行う事業のことです。
一般に人材紹介会社と呼ばれます。

転職するときには、
人材紹介会社をどう活用するかという点が転職を成功させるポイントになります。

この事業は、一般に2000年ごろから盛んになりました。
ケースバイケースですが、求職者は基本無料で登録できます。

事業者に無料で登録したり、その事業者が持っている情報を無料で使用しても構いません。
企業は、求職者がその企業に就職して働き続けている場合は、事業者に報酬を払います。

このタイプの場合も求職者と企業の両方にメリットをもたらします。
求職者の場合は、就職の際に必要な手続きを、
職業紹介事業者に代行してもらうことができます。

面接の日時の決定や年収の交渉を自分で行わず、
事業者に任せられるのです。
求人誌等に公開されていない情報も、職業紹介事業書を通して、
入手し、就職活動に役立てることもできます。

企業は自ら求人を行う手間やコスト、
時間を節約することができます。

競合している他の会社に対して、
秘密裏に求人活動を行ったり、
自社の社員に知られずに、求人を募集することもできます。

求人は非公開になることも

転職を希望している方にとっては、自分の今の仕事を続けながら、
新しい勤め先を探せるというのが、職業紹介事業の一番の魅力でしょう。

転職をするからと言って、
今の仕事をないがしろにしていては、転職先での成功も望めません。
それから、職業紹介事業者を通して、
条件の良い求人を知ることもできます。

非公開求人と呼ばれるものです。
給与等の条件が良くて、応募が殺到する求人は非公開になることがあります。

しかし職業紹介事業に登録しておけば、
非公開求人の内容も知ることができるのです。

そしてデメリットについても触れていきます。
よくあるデメリットとしては、
複数の会社に登録していた場合には、
同じ会社をそれぞれ違う職業紹介事業者から紹介される場合があります。

この場合は調整が面倒になります。
求職者と職業紹介者の相性が悪い場合には、
求職者は、自分に合った勤務先を見つけるのが難しい場合があります。

参考サイト:人材会社ランキング

職業紹介事業者の中で、評価の高いところは、
パソナキャリア、DODA、マイナビエージョントといった大手の会社になります。

こういったところは、求人数が多い、
コンサルタントが優れている、幅広い仕事を紹介してくれるといった特徴があります。

オリコンの人材会社ランキングでは、WDB株式会社が1位になっているようです。