志望動機について

2012年9月4日 面接

志望する会社をくわしく調べる

転職するときの志望動機は、非常に重要です。
履歴書にも志望動機を書かなければいけませんし、
面接のときにも志望動機をたずねられます。

この志望動機を通して、
あなたの人間性や仕事にかける意気込みを企業は知ろうとします。

志望動機をまとめるときには、十分に時間を取って、
説得力のある内容にしなければなりません。

幸い現在は、インターネットを使って、
志望する会社のことをくわしく調べることができます。
この調査には、十分な時間を取りましょう。

この調査の時にライバルの会社のことも調べておけば、
面接のとき、あなたに対する印象が良くなります。

ライバルの会社にくらべて、希望する会社の勝っている面、
劣っている面を把握して、
例えば、私の貢献によって劣っている面を改善できますと、面接のときにアピールするのです。

それから希望する会社の業績や仕事の内容、
その会社の業界の状態もきちんと調べて、
履歴書や面接のときの志望動機の内容に、反映させるようにしましょう。

貢献をしてくれるかが一番重視

転職するときの志望動機は、消極的なものは避けるべきです。
その会社の給与が、今の会社の給与にくらべて高いとか、
福利厚生が充実しているといった志望の動機はやめてください。

そのような動機を書くと、会社に貢献してくれる人材ではなくて、
会社に頼るだけの人材と思われてしまいます。

それから志望動機を書いたり、話す時に、自分のPRはほどほどにしましょう。
自分がしたいことを延々と書いたり話しても、企業の人事部は迷惑に感じるだけです。

自分がしたいことではなくて、自分ができることをアピールしましょう。
企業は、採用しようとしている人材が、どのような貢献をしてくれるかを一番重視します。

これまでのあなたの職歴は、
転職の際の志望動機に生かすことができます。

例えば、同じ業界に転職するときには、
これまでの仕事の経験や実績を、
新しい職場でどのように生かせるか具体的な例を挙げて、説明します。

その説明に説得力があれば、転職の時の志望動機として申し分のないものになるでしょう。

違う業界や違う業種に転職するときには、
志望動機の表現の仕方はやや難しくなります。

まったく新しい業界の場合には、
その業界とこれまで働いてきた業界の共通点を見つけて、
これまでの仕事で学んできたことは、
新しい仕事のどういった面に生かすことができるかアピールします。

業界が違っても、すべての企業には多かれ少なかれ共通点があります。
例えばマネジメントの能力は、あらゆる職場で必要とされるものです。